協会だより 発行日:2011年9月  第99.100合併号(秋号)

 全国から生ごみ資源化の先進的な取り組みを学ぼうと朝早くから参集。今年は大学の規則で書籍や物産の販売ができず、大変残念な事態になりました。
 まず、東日本大震災の被害に遭われた方々へ黙祷をささげ、哀悼の意を表しました。次に開会の挨拶を当協会の瀬戸昌之理事長が行ないました。その中で原発事故による放射能の多大な被害や、TPP加盟による日本の農林水産業の崩壊の危険に触れ、「次世代にツケを残さない、持続可能な社会づくりの責任ある主役になろう」と呼びかけました。
 また、この交流会を長年にわたり支えてこられた早稲田大学教授 寄本勝美氏が亡くなられたことを参加者に報告し、ご冥福を祈りました。以下、交流会の概略をご報告します(文責・編集部)

各地の生ごみリサイクルの事例発表を聞く参加者

全体会 事例発表@

「韓国全土で広がる生ごみ資源化…90%達成 生ごみ埋め立て禁止法制定が背景に」

東アジア環境情報発伝所 事務局長 朴 梅花 氏 


住民運動を背景に、法律・制度の整備が進む

 韓国での生ごみの資源化は、生ごみ等の埋立て地のハエの発生・悪臭・浸水問題が深刻化し、周辺住民による反対運動が起こったことが外部圧力となりました。1996年に地方都市でのモデル事業をかわきりに、97年に「廃棄物管理法施行規則」が改正(2005年1月1日より韓国の全人口の95%を占める144自治体対象に、生ごみの分別の義務化と埋立地への生ごみ搬入禁止、埋立てを禁止する)されました。
 また、98年には「生ごみリサイクル基本法」が策定され、国民・企業にとって減量と分別が義務化されました。

▼ 堆肥化・飼料化施設建設等への支援進む
 法律の整備を進めながら環境部(省)、農林水産食品部、保健福祉部が連携して、堆肥化施設建設援助、生ごみの発生抑制や食生活の改善運動、各種キャンペーン実施などを行なって、生ごみのリサイクル率が90.5%(08年)を達成しました。
 08年には、各自治体が建設した施設は、堆肥化92、飼料化123、その他の施設を合せて、259施設(内民間施設162)です。国の援助は建設費の30%。1日の処理量1万4千トンの内、42%が飼料化、41%が堆肥化されています。
 市民団体による自家処理も、光州市ではミミズを活用した家庭処理モデル事業が行なわれています。

▼問題点と課題 生ごみ発生量は増加傾向に
 生ごみ発生量は、03年の総量11,398t/日から08年には15,142t/日と37%も増加。家庭での食習慣(おかずの種類も量も多い)は、一朝一夕には変わらないからです。
 処理施設も過剰 (08年12月の1日の生ごみ発生量15,142tに対し、処理量は16,816t/日あり、約1,000tも余裕)で、予算の浪費と言えます。
 飼料についても「栄養バランスの調整や給餌法がむずかしい」との理由で、養豚事業者が使用をしぶる傾向もあり、使用量が増えていません。
 政府は飼料化・堆肥化からバイオマス化への計画を進める方向ですが、既存の堆肥化施設過剰の調整や、コストの問題など、多くの課題があります。

全体会 事例発表A
「さっぽろ学校給食フードリサイクル
…学校、行政、地域、農家の輪をつくる」


札幌市教育委員会生涯学習部 栄養指導担当係長 田村 理都子 氏
元札幌大学 教授 綱島 不二雄 氏


 綱島不二雄氏から、フードリサイクル開始の発端から経過、その意義などの報告があり、全体の骨格と総合的な仕組みづくりが明らかにされました。
 「せっかく給食の残さリサイクルをやるなら、丸ごとフードリサイクルを学習に取り入れようと、山形県鶴岡市でのエコピッグフードリサイクルの経験を生かした仕組みを提案。こんなに早く進むとは思わなかった」と、ユーモアをまじえての解説。
 それを受けて田村理都子氏が報告しました。以下、田村氏の報告です。

フードリサイクルを熱く語る田村氏(左)
と綱島氏
▼ 画期的な行政の横断的取り組み
 教育委員会が学校給食のフードリサイクルに取り組むに当って、先ず関係部局に持ちかけたら、環境局、経済局農政部が一堂に会する連絡会が発足、4ヵ月という短期間で次年度実施が決まりました。まさに“リサイクルは人の輪”でした。モデル校の選定と内容検討、堆肥工場との成分・安全性の確認、JA・農家への生産依頼、生ごみ収集方法の検討、そして食育の推進、と3者の協力で実施計画は整っていきました。

▼ フードリサイクルの実施内容
 学校の生ごみの回収は、06年度128校から始まり、11年度にはほぼ100%の300校で行なっています。NPOさっぽろ農学校倶楽部やJAのリサイクル堆肥を使った野菜を全量買い取る契約で、レタス、玉ネギ、とうもろこし、かぼちゃなどを納入してもらっています。
 フードリサイクル実践校での取り組みは、小学校ではリサイクル堆肥を使った野菜の栽培、落ち葉や野菜くずを使った堆肥づくり、作物の調理などを理科、社会、家庭科、生活科などで学習しています。中学校では廃棄の少ない調理、地元企業や商店でのフードリサイクルの取り組みの調査・発表、リサイクル堆肥活用の植物栽培等を総合学習、技術科で学習しています。また生産者から実際の栽培の苦労や作物の生長の様子を教室で話してもらって交流を図り、感謝の心を育てる動機付けも行なっています。
 保護者も親子料理教室やガーデニングボランティアで参加しています。
 6年目を迎え、資源の再利用のしくみを通して、将来の社会を担う子どもたちに「ものを大切に育てる心」を育て、「もったいない」を減らし、「ありがとう」を増やすことです。保護者、学校、地域が協力して人の輪をつくっていきます。

全体会の感想
韓国は生ごみ資源化が90%達成とはすごいことだ。日本でも国をあげて、実行すべきだ。
札幌の学校給食フードリサイクルは、教育の場で大きな効果をあげられた。自分の地域で実践するのに即、戦力になった。

第1分科会
「市民と自治体・企業の協働で生ごみ堆肥化」

―事例発表@―
NPO法人エコハウス御殿場
 理事長 勝又 さつき 氏
御殿場市一般廃棄物処理事業協同組合
 理事長 森 茂生 氏

「シンプルな堆肥化施設、協働の力でついに始動」
 御殿場市の人口は9万人あまり(約3万世帯)、中堅の都市である。市内の一般廃棄物処理事業者8社が「中小企業高度化資金」と自己資金、市の補助金で建設した日量5d未満の処理施設で、一般家庭約1,700世帯の生ごみと、一般廃棄物処理事業者が契約した事業者から引き取ってきた生ごみとを堆肥化しています。
 将来は、この事業を御殿場全域に広げる計画ですが、1ヵ所に集中して規模を大きくするのでなく、この規模の処理施設を分散配置する方式を追求しています。
 ここまでくるにあたっては、NPO法人エコハウスが大きな役割を果たしてきました。同NPO法人は、ごみ減量・リサイクル・環境保全を推進する環境団体ですが、エコハウスの中に「有機資源リサイクル協議会」をつくり、御殿場市から「生ごみ堆肥化モデル地区事業」の委託を受け、生ごみ堆肥化の必要性・重要性を14年間に亘って訴えて続けてきました。
 その中で、一般廃棄物処理事業協同組合の積極的参加もあってこの事業が成功裡に進みました。


―事例発表A―
因播環境整備(株)
代表取締役 国岡 稔 氏

「生ごみを液肥化…善循環の食品リサイクル」
 鳥取県東部の八頭町(やずちょう)、智頭町(ちずちょう)、鳥取市で、食品リサイクルループ構築を推進。2004年9月に智頭町130世帯からスタートし、現在1市2町のうち2,100世帯から16d/月、事業所など54d/月、計70d/月の生ごみを使い110d/月の「液体肥料」を生産しています。事例が周辺にないために、各地域に出向いて、行政の担当者や住民代表と入念に話し合いました。また液肥の普及に関しては、農業セミナーを繰り返し開催し、液肥の良さを示し、関心のある農家を開拓していきました。この液肥はアミノ酸を多く含んだバランスのよい有機土壌活性液です。その結果、下の図の善循環が実現したわけです。循環型社会の形成に貢献したいと考えています。


第1分科会の感想
御殿場は市民・行政・企業が連携したのがすごい。勝又さんが「三輪車」と言われたが、正にその通り。
因幡環境は農薬・化学肥料の不使用、農産物本来の味の追求など、感動。分かりやすい話だった。

第2分科会
「つくる 食べる 学ぶ…消費者と農家の連携」

―事例発表@−
南会津町いきいき健康農業
主任推進員 馬場 浩 氏

「農家や町民に生ごみ堆肥化指導・実地指導も」

▼生ごみ発酵肥料で限りなく無農薬の農作物を
 
 福島県の南西部、南会津町は人口18,000人、6,900世帯。8割が山林の町。町の膨大な医療費を減らすには農薬依存の農業を止め、食生活を改善するしかない、農家自身が限りなく無農薬に近い野菜をつくって食べることだ、との主旨で、いきいき健康農業推進員の活動が始まりました。
 慣行栽培で忘れ去られた土壌の構造、微生物のはたらきなどについて、外部の専門の講師を招いての「大人の学校農学部」を専業・兼業農家や家庭菜園の市民も交えて開催。原点に還って土づくりや、堆肥とは、よい堆肥の見分け方、発酵と腐敗の違い、生ごみボカシ肥づくりなどを学び合いました。
 これまで気づかなかった生ごみに着目し、茅、草とともに発酵肥料にして作物栽培に使うこととし、堆肥つくりから始めました。

▼ 発酵肥料農業でいきいき健康な毎日
 発酵肥料を使って実際に土をつくり、作物をつくって健康な作物を食べ、いきいきとした生活をするようになると、共通の話題も出来、高齢化による疲弊感、閉塞感がなくなり、生活環境は一変しました。直売所の販売物も、安さ競争から食味のちがいや安心安全を前面に出す販売に変化しました。地域の活性化が生まれ、収穫祭も執り行われるようになりました。町を挙げて農薬も化学肥料も「使わない農業」への転換をめざして楽しく農業を進めていきます。

―事例発表A−
かすみがうら市よもぎ会代表
JAS認定農家 飯塚 敏夫 氏

「有機栽培の市民農園誕生、教室と畑で実地指導」

▼ 初めての有機栽培市民農園
 茨城県土浦市は霞ヶ浦を擁し、レンコン生産日本一の14万人、56,000世帯のまちです。私はかすみがうら市に住んでおり、土浦市民ではありませんが、数年間、土浦市の生ごみ堆肥化の講師を頼まれています。市民の相談を受けて、生ごみ堆肥を使った農園をつくれないかと、担当に話したのがきっかけで、市の環境衛生課と市民農園担当課の連携で、2010年に有機栽培市民農園が誕生しました。区画は30で、土浦市の市民農園としては4番目になります。

▼ 楽しんでつくる有機栽培の講習会と実施指導
 この農園の栽培指導と講習を引き受け、栽培講習会は昨年6回にわたり実施しました。1区画20uの畑の土づくりから設計、土壌診断、堆肥づくり、施肥量、種まき、育て方、そして楽しみ方を講習しました。
 生ごみのぼかしあえを利用している方は半分の15世帯、よい結果を出しています。また、一角に雑草や作物残さを積み置きし、微生物の液肥も入れて、来春に堆肥として使えるようにしています。
 みなさん熱心で、夏は朝5時から夕方まで手入れや収穫に勤しんでいます。
有機野菜を栽培するなかで、農業への理解や生ごみが資源だという認識が深まってきているのが実感できます。
 生ごみ堆肥化講習会の実施や処理容器の無料配布、市民農園づくりなど、10年来の行政の努力が市民の関心の高まりにつながっているようです。

第2分科会の感想
炭素循環農法を知り、参考になった。ボカシの使い方、勉強になりました。不耕起の理念にも感動。実際に農業をされている方二人の発表だったので、具体的で、作物の存在が身近に感じられ、とてもよかった。

第3分科会
「次の世代を育てる食の循環づくり」

―事例発表@−
NPOエコライフ
代表 川谷 睦子 氏

「自然の理をともに学び、生きる力を育てて10年」

開発した「生物進化暦」を披露
 茨城県牛久市は人口8万人、広さ60ku。茨城県霞ヶ浦に隣接し東京から50km 圏内にある田園都市です。
 NPOエコライフは、牛久市で生ごみ堆肥化活動を行ない20年。活動のきっかけはごみ焼却炉問題です。「生ごみを堆肥に!」したい気持ちがEMぼかしに出会うことに。以来、安全な食と循環型社会をつくるためには小・中学校の子どもたちに理解してもらうことだと考えて、「学校給食ゼロエミッション」の事業に協力。毎年、地域の小学校8校(児童数は約4,400人)のモデル校に出前講座として、生ごみ堆肥化体験学習を10年に亘って実施。


▼ オリジナル教材の工夫と教師との連携

 小学生に目に見えない微生物を理解させるため、堆肥化過程観察箱というトロ箱の側面を透明アクリル板にした箱や、地質学的な歴史的生物進化過程を一目で理解できるように、4.6mの巻物に1億年を1cmに刻み「生物進化暦」を工夫・開発して会員総出で出前講座をしました。
 このような体験学習は児童に何らかの感動を与え、ほかの教科のカリキュラムに連動させる教師も出てきました。学校教育の現場で普及の効果を上げるためには、先生方の理解と協力が欠かせません。
 01年1月から牛久市が始めた家庭生ごみの回収実験を、良い結果になるように見守っていきます。

―事例発表A―
栃木県高根沢町産業課
課長 矢野 雄二 氏

「まちぐるみで進める子どもたちの食農教育」
 高根沢町は関東の北部、宇都宮市に隣接した人口3万人、広さ70ku、米と酪農の町です。
 難産の末、平成12年高根沢土づくりセンターが完成。このセンターを核に、堆肥化と農業者・消費者の循環のサイクルをしっかりと結びつける町政を行なうため、日本初と思える「高根沢町ハートごはん条例」を制定。「農業者は安全安心な農産物生産、町民は地元の農産物を積極的に食べ、正しい知識を次世代に伝える、商工業者は地産地消、町は3者を結びつけ、食育・地産地消の施策を実施。共通の役割として食育は家庭中心に進めるが、幼稚園、保育所、学校、地域においても積極的に活動する」というものです。
 これを支える理念は@正しい食生活を通じ、心身の健康管理に取り組む。A体験活動を通じ食に対する感謝の心や理解を深める。B食について楽しく学習する。C身近な地域で生産されたものに親しみ、旬の美味しさを知る。D「生産者と消費者の交流を深める」と制定。
 このような理念と施策で子どもたちに、町ぐるみで新鮮なおいしい食材を食べさせ育てることで、頭と体にしっかりと食べものの味や楽しさを入れ込めば、成長後、喜んでこの町で生活し住みよい町をつくってくれるものと期待しています。

<コーディネータの綱島先生のコメント>
 札幌市ではモデル校方式を3年間やった後、堆肥化と給食を結びつけた授業を取り入れたい学校を募集。300校のうち100校が手を揚げました。
 教師に対する研修をしっかり行なったことと、事業を実践した教師からの口コミが効を奏したといえます。学校管理者の理解が大切と考えます。

第3分科会の感想
エコライフの楽しく、大変よくわかる授業の工夫をみせていただいた。
高根沢町の堆肥工場をつくる苦労や未来を見据えての行政の決断と推進力にびっくり。循環型まちづくりの中で、食育に上手につなげている事に感心。

第4分科会
「ベランダでもできる生ごみ堆肥化…コツとポイント伝授します」

―事例発表@―
NPO循環生活研究所
事務局長 たいら 由以子 氏

「ダンボールコンポスト…奥が深い」
 当会の理事長の堆肥づくり歴は50年。専門知識のない主婦が「元気な野菜や美しい花や樹木を育てたい」と、庭に穴を掘り、生ごみを埋めることからスタートしました。設置型コンポスト容器が売り出されて「飛びついた」ものの、虫・悪臭に悩まされながらも改善や工夫に力を注ぎました。

■ ベランダコンポストにたどりつく
 そのときのノウハウを生かし、「取り組みやすさ」「シンプルさ」を追求し、ベランダでできるダンボールコンポストにたどりつき普及に力を注いできました。

■ 開始後1ヵ月にアフター講座…継続率向上
 講習会を開いて継続ができ失敗しない手法として、開始1ヵ月後、堆肥を持ち寄り「アフター講座」を開始したところ、さまざまな疑問や経験が披露され、交流も深まって、継続率が格段とアップしました。
 「家庭で、簡単に、誰でもできる仕組みやスキル」。ニオイがしない、混ぜやすい、ムシが入りにくいということは、継続の上で最重要です。その為の人材養成・支援活動を開始。また、学校教育でコンポスト体験学習や、福岡市との協働で「生ごみ堆肥を使った菜園講座」を月2回、7年継続しています。平成21年度からは、国内だけでなくネパールなど海外へも普及させています。


―事例発表A―
クリーンむさしのを推進する会
生ごみチーム代表 久木野 良子 氏


ダンボール箱キット「生ごみ生かす君」で実演する
久木野氏。ムシやニオイの発生対策を丁寧に説明。
「生ごみを活かす・・・行政もサポート」
 40年前に、隣の市からごみ焼却を断られ、武蔵野市内で処理せざるを得なくなり、まちの真ん中、市庁舎の前に焼却施設を建て、ごみ減量に取り組みました。その中心になったのがこの会の前身。12支部700名の組織で、現在活動中のチームは生ごみ、容器、マイ箸、集団回収、お茶わんの5つです。

■ 段ボールのキットを無料で配布
 生ごみチームは、さまざまな自家処理法(土に埋める、衣装箱、トロ箱、ミミズコンポスト、電動処理機など)を試行。機械は結局トラブり、現在はコンポスターと段ボールの2方法に絞っています。08年の秋から、段ボール法を「生ごみ生かす君」と名づけ、段ボール箱、腐葉土、ぬか、シャベルをセット、申込者に無料で届け380件を普及しています。

■ 生ごみ堆肥専用市民農園の確保を
 課題は、つくられた処理物をどう使うか。今はクリーンセンター内のコンポストガーデンで大根などを栽培。市民農園に生ごみ堆肥使用者優先枠を設けるよう要請しています。とりあえずは市民農園の利用者に、段ボール法で生ごみを処理して、その堆肥を利用するよう呼びかけて、今年は15人が応えてくれました。今後も生ごみ堆肥専用の市民農園確保に向けて行政に働きかけて行きます。

第4分科会の感想
循環生活研究所は人材育成までやるとはすごい。
財源豊富な武蔵野市は羨ましい限り。自分達の力をつけることが行政を動かす一番の近道ですね。
身近な事例ですぐ活用できるアイデアなど参考になりました。

<多数寄せられた感想>
書籍販売はぜひ、していただきたい。更に理解を深めたいと気分が高まっているときに、予約だと注文する気になりません。物産も楽しみにしていたのに、とても残念です。

お知らせ
 第20回
  生ごみリサイクル交流会2012・・・生ごみは宝だ!
       2012年 8月24日(金)の予定です。

開催要領は2012年6月中旬に出来ますので、日時・場所のご確認をして下さい。


早稲田大学国際会議場
入口に掲げられた看板


分科会会場で発言

福島の梨やぶどうの
注文を受け付けました

全体会会場で発言


今年も多くの企業・団体・個人から
協賛をいただきました

好評の”おにぎり弁当”は
リターナブル容器

NPOあしたを拓く有機農業塾
による野菜展示

書籍販売ができなくなり、
残念がる参加者


(NO.10)


 暑かった夏も去り、暦は9月。栗やどんぐりが実り始めました。今回は秋の季節を感じるおやつです。外は揚げたそうめんのカリカリ、中はさつま芋のしっとりした食感を楽しめます。出来上がりが“いがぐり”に似ているところから名前がつきました。子どもたちも大好きです。秋の味覚(?)を、どうぞ召し上がれ。
栄養士・保育園勤務 大江 美保

  いがぐりくん   <大人2人分 1人3個で約200kcal>
―材 料―
さつまいも 中1本
砂糖 大さじ2
小麦 大さじ3
そうめん 25g
1個
牛乳  40cc
適量
―作り方―

(1)、さつま芋は皮をむき、ふかしてマッシュにします。砂糖、卵黄、牛乳(固さで適宜入れる)を加え丸める(6等分)。
(2)、(1)に、小麦粉、卵白+水、こまかく折ったそうめんの順で衣をつけ、170℃の油で揚げる。きれいに色付いたら出来上がり。

☆おすすめ図書☆
「 第19回生ごみリサイクル交流会2011生ごみは宝だ!」 資料集
定価 1,000円(税込)
送料 1冊 290円
発行 NPO堆肥化協会

★お申込みは事務局まで
全体会「韓国全土で広がる生ごみ資源化…」東アジア環境情報発伝所・朴梅花氏。「さっぽろ学校給食フードリサイクル・・・」札幌市教育委員会・田村理都子氏、元札幌大学教授・綱島不二雄氏。分科会は4テーマ・8事例を紹介しています。

協会日誌

  5/21〜8/26
05/21 第13回理事会(「第19回生ごみリサイクル交流会2011」の事例検討、通常総会等)。2011通常総会開会(記念講演はTPPって何だ)。第1回理事会(理事長、副理事長、専務理事選任、事務局長委嘱)
05/25 高根沢町訪問(交流会事例発表依頼)
05/30 因幡環境訪問・視察(交流会事例発表依頼)
05/31 第2回交流会実行委員会(視察報告や物産取扱内容、チラシ原稿討議等)
06/09 南会津町いきいき健康モデル事業「生ごみ資源化講習会」(2回目)に講師派遣
07/14 南会津町いきいき健康モデル事業「生ごみ資源化講習会」(3回目)に講師派遣
06/11 「生ごみリサイクル交流会in多摩」に参加
06/14 「第19回生ごみリサイクル交流会2011」の参加案内チラシ発送開始
06/16 墨田区食育フェスティバル「生ごみ堆肥化講習会」に講師派遣
06/21 (財)日本土壌協会評議員会に出席
06/22 第2回理事会(交流会協賛金、お弁当、物産等)
06/29 アジア3R推進市民ネットワークに出席
07/06 石巻市湊小学校訪問(ピースボートと生ごみ堆肥化の打ち合わせやイエバエ発生状況把握等)、ごみ仮置き場や市内視察。仙台市仮設住宅視察
07/21 第3回理事会(交流会参加状況、協賛金、予算等)
07/22 第3回交流会実行委員会(物産、書籍販売等)
08/12 交流会資料集納品
08/17 第4回理事会・実行委員会合同会議(交流会にかかわるすべての案件)。資料袋詰め
08/26 「第19回生ごみリサイクル交流会2011…生ごみは宝だ!」355名の参加で成功裡に終了

編集後記

▲ 19回目を迎えた生ごみリサイクル交流会。8月26日に開催され、全国から355名の生ごみ仲間が参集。韓国の驚異的な生ごみ資源化の取り組み、札幌市の学校給食フードリサイクルは、役所各部局の横断的な連携で、生産者、JA、保護者などとの大きな循環の環が完成。子どもたちの笑顔がすばらしい。午後の分科会でも豊富な事例紹介に終日交流。例年お願いのカンパは、今年は東日本大震災の被災地へその半額を送ることにしました。▲あの忌まわしい3.11から半年が経過。いまだ被災地の復興・復旧はままならず。とりわけ原発事故の収束にはほど遠い。瑞穂の国日本。実りの秋を迎えて福島の、東北の農家の苦悩はお米が放射能に汚染されていないか。数値にびくびくひやひやさせられている。農家は悪くない。悪いのは原発を推進してきた政府と東電である。
(編集委員・会田節子 )

当協会は政党・宗教にも属せず、ボランティアの英知をあつめ、営利を目的としない市民運動団体です。